「住宅の中で中で物語になる、絵になる場所はどこですか?」と質問されたら
どう答えますか?
「リビング」や「外観」という答えが多いと思います。
私なら「階段」と「窓」と答えます。
正解はありませんから私の主観です。
「階段」は上と下をつなぐ場所、人と人が出会う場所、
映画や劇場のワンシーンのように演者がゆっくり降りてくる演出の場所、
階段はドラマチックな場所だと思うのです。
「窓」は外と中をつなぐ場所、中から外を見る場所、
人が出入りする場所、光や風を取り入れる場所
機能的な役目も当然あるのですが、
窓辺に立つ人、窓辺に置かれた物の光と陰、
窓から見える景色、外から見た窓越しの中、光と風が奏でるハーモニー、
窓のある外観、
窓って家の中で「絵になる場所」だと思うのです。
猪熊弦一郎美術館の企画展
窓をめぐるアートと建築の旅「窓展」
やはり、窓は家の中で一番絵になる場所なのですね。
1月11日まで開催。
窓をテーマにした絵画、写真、ドローイングなど
興味のある方は是非、観てください。
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