2020年度吉田建設新築住宅ZEH比率を公表いたします。
前年よりZEH比率が低下しています。
今後共、太陽光パネル搭載を促進してまいります。
吉田建設では毎年、経営方針発表会を年度末に開催しています。
今年は、コロナ渦の中、社員のみで行いました。
私からは、次の3年後の吉田建設の姿を発表しました。
「次の世代につなぐ、香川県で一番、きらりと輝く建築会社」
この姿を目指す理由、その方策方針を示しました。
更に、各部門の方策に落とし込み、
全社員でこのビジョンに向かって進むことを誓いました。
その他にも、最優秀賞社員賞の発表、個人目標「私の夢」発表、
またGOさんの講演「ふるさとで生きる誇りをつくる」
発表会後の懇親会など充実した時でした。
大事なことは、発表したことを実践実行していくことです。
改めて、身の引き締まる思いと必ず達成する決意ができました。
年に2,3回は現場に詰めて工事管理することがあります。
3月18日~21日 限定4日間で
食品会社のクリーンルームに7カ所の耐震ブレースを設置する工事。
超ハードな工程でしたが、吉田建設の社員、協力業者さんの協力で無事完了。
現場の養生、服装、時間単位の作業工程、±5mmの鉄骨の施工精度など
久しぶりの心身ともに張り詰めた工事でした。
また小難しい質問になりますが
「会社の目的とは?」と聞かれたら
私なら「家づくりを通してお客様や地域を幸せにする」と答えます。
会社の目的にはもう一つあると思うのです。
「社会貢献」つまり地域、日本、世界、地球・・・・
などに貢献できる会社でなければならないということです。
地域活動、納税、地球温暖化防止、SDG’sの活動などなど多々あります。
ささやかですが、
「高松市社会福祉協議会」の賛助会員として登録させて頂きました。
過去にも「たまごの日」としてお客様から不用品を集めて
換金して、赤い羽根共同募金に寄付したりしたこともありますが、
今後、吉田建設として何ができるか模索していきたいと思います。
2022年度新卒者採用に向けてスタートを切りました。
求人雑誌掲載の大工部の写真撮影の一場面
普通、職人さんは無口な人が多いのですが、吉田建設の大工はよくしゃべる。
写真撮影では木材と工具を持ち出しパフォーマンス開始。
”素”でできるからホントに仲の良い大工メンバーです。
現場で仕事をする時は真剣そのもの。
後輩の指導もしっかりやります。
吉田建設の大工たちの夢は
「大工の価値を上げること」
「未来の子供たちに、将来大工になりたい夢を与えること」
吉田建設は大工育成にも力を入れています。
おこがましいようですが、
大工育成は次の時代につなぐ社会貢献だと思っています。
私は建設会社の経営者です。家を建てることが仕事です。
時々、ふと考えることがあるのです。
「自分は、何のために家づくりの仕事をしているのだろうか」
答えはいつも同じです。
「家づくりを通して幸せな家族を多くつくること」
お客さまとの出会いがあり
「幸せな家族の暮らし」に向かって、
お客様と一緒に考え、悩み、設計図に仕上げ
それを現場にて建築し完成させる。
入居後は理想の暮らしができているか検証していく。
それが私たちの仕事ですが、
家づくりは、
一年以上かけて多くの人が携わりながらの大プロジェクトです。
流れ作業のように家づくりを進めるのではなく、
お客様と設計・コーディネーター・工務・大工・アフター・
協力業者・メーカーなどそれぞれの持ち場で
知恵を出しながら、お互い連携しながら、自分の家と同じように心を込めて
世界でたった一つのお客様だけの家をつくっていく。
お客様と吉田建設と終わりのない物語だと思うのです。
だから私は家づくりの仕事が好きです。
建設会社の経営者でなければ
もっと自由に家づくりができるなと思うことが時々あります。
吉田建設の創業は、
私の父、吉田清信が大工見習をしながら定時制高校に通い、
高校卒業後、大工工事業として創業したのが始まりです。
1951年(昭和26年)終戦後の復興期に創業し、
今年2021年(令和3年)創業70周年を迎えます。
1964年(昭和39年)に吉田建設株式会社を設立し
高度成長期に総合建設業として成長し、
現在は住宅の新築リフォームを主事業とした建設会社となっています。
知り合いのある会社様から自社の「ビジョンマップ」を頂きました。
2015年現在地から2045年までの
ロードマップや30年後の見える景色、
四国~日本~世界で活躍する人材を育てる為に、
やるべき事業や人材像が描かれています。
たぶん、この会社で働く社員さんは
このビジョンマップを見ながらワクワク仕事をしているのでしょう。
経営者の仕事として、
会社のビジョンや向かう目的地、
何の為のこの事業やるのか
これらを明確にすることは重要な仕事の一つだと思うのです。
「えんとつ町のプペル」の映画を思い出します。
けむりで覆われた町、町の住民はけむりの上に「星」がることを知らない。
ルビッチは父から聞いたけむりの上に「星」があることを信じ、
みんなに話し伝える(たとえ馬鹿にされても)
最後にみんなで「星」を見る。「星=ビジョン」です。
アニメからチャレンジする勇気をもらいます。
吉田建設では、まずは3年後、「2024年3月ビジョン」をつくります。
今私の頭の中で色々な妄想が浮かんでいて、3月までにそのビジョンを明確に
また社員と共有共感できる姿にしていきます。
3年後に「香川県一きらりと輝く工務店」を目指して
毎年数回、セミナー講演やトークセッションのパネラーの依頼をいただくのですが、
昨年からコロナの影響でオープンな開催はできないので、
オンライン上での講演やトークセッションとなっています。
パソコンの画面を見ながら話し続けること。
聴き手の顔触れや反応が見えないこと。
最初は抵抗や変な緊張がありましたが、最近は慣れてきました。
大勢の視聴者がいるのに、まるで雑談タイムのような進行もあり、
時間や場所の制約がないので、いい面もあります。
本当は早くコロナが終息して、実際の会場でやりたいですね。
「建築士の使命」って何でしょうか?
私なら「建築主様に安心安全な建物を提供すること」だと答えます。
1月15日香川県内登録建築士による「応急危険度判定士訓練」が行われました。
応急危険度判定士とは、大地震が発生した時、
被害を受けた建物が安全かどうかを迅速に判断する業務で、
毎年、阪神大震災が起きた日(1995年1月17日)に
緊急派遣要請が出たことを想定して連絡網が機能するかどうかの訓練をしています。
あまり映画を観る方でない私が最近感動した映画の話
「えんとつ町のプペル」制作総指揮 原作 脚本 西野亮廣
西野亮廣 誰?
漫才コンビ キングコングの西野亮廣です。
元芸人さんの作ったアニメーション映画だと勝手に高をくくってみていたのですが、
画質のクォリティー、ストーリーの込められたメッセージなど半端じゃなったですね。
アニメで体が身震いして涙がにじんできたのは初めてです。
それから「西野亮廣」という人間が気になり始めて
正月休みYouTubeで「西野亮廣」研究をしていました。
知れば知るほど彼の生き方や考えにのめりこんでしまします。
西野亮廣から学び共感することが三つあります。今後一つづつ書き込みます。
「夢に向かって挑戦すること」
漫才の世界の頂点を極めた当時、エンターテナーの世界での自分の限界を感じて
目指した「絵本作家」、その当時の夢は「ディズニーを超える」
こんなこと言ったら周囲からは絶対できない夢のような話など否定され続けました。
でも彼は自分の夢を信じてやり続けました。
絵本から映画製作に至るまでの資金やスタッフ集め・・・
映画で終わらずこれからもっと壮大な夢に挑戦する構想があります。
彼にとって命がけの夢への挑戦でしょう。
西野の感化された私が年初めの会社の全体会議の中で、
社長スピーチ60分の内、西野亮廣の話を30分も語ってしまいました。
グループ討議のテーマは「3年後の会社のビジョン(夢)」
3年後、こんな会社だったらいいなぁとか、こんな会社にしようと
フリートークで話し合いました。
「住宅の中で中で物語になる、絵になる場所はどこですか?」と質問されたら
どう答えますか?
「リビング」や「外観」という答えが多いと思います。
私なら「階段」と「窓」と答えます。
正解はありませんから私の主観です。
「階段」は上と下をつなぐ場所、人と人が出会う場所、
映画や劇場のワンシーンのように演者がゆっくり降りてくる演出の場所、
階段はドラマチックな場所だと思うのです。
「窓」は外と中をつなぐ場所、中から外を見る場所、
人が出入りする場所、光や風を取り入れる場所
機能的な役目も当然あるのですが、
窓辺に立つ人、窓辺に置かれた物の光と陰、
窓から見える景色、外から見た窓越しの中、光と風が奏でるハーモニー、
窓のある外観、
窓って家の中で「絵になる場所」だと思うのです。
やはり、窓は家の中で一番絵になる場所なのですね。
1月11日まで開催。
窓をテーマにした絵画、写真、ドローイングなど
興味のある方は是非、観てください。
年末、今建築中のお客様の
キッチンカウンター・ダイニングテーブル選びで山一木材さんを訪問
この家の中心はダイニングキッチンなのでテーブルの素材選びは最も重要
材種はマコレ4.8m×900×80 に最終決定
西アフリカ原産でアフリカンチェリーとも呼ばれています。
樹齢何年で、どの国で切り出されたのか、この木でサルが飛び回っていたのか、どのルートを経てここにたどり着いたのか、これだけでワクワクしてきます。
またこの木がテーブルとして加工され、主人が酒を傾け、家族がおいしい料理を一緒に作り楽しく食事をする姿、それを想像するともっとワクワクしてきます。
今はカウンターやテーブルも工業製品が主流となっていますが、無垢材にはロマンや物語があります。
改めて、そのような家づくりをこれからもしていきたいと思いました。