吉田建設では毎週月曜日に全体朝礼をしています。
12日のある女性社員のスピーチが印象的でした。
内容は東日本大震災から7年今自分が感じていること。
彼女は去年まで看護師の仕事をしていましたが
今は住宅建築の仕事をしています。
「看護師は災害が起きた時人の命をどう救うかが仕事、
災害を予期して人の命を守ることを考えるのが建築の仕事。
どちらも同じ命を守る崇高な仕事だと思います。
両方の仕事に携われたことは私の人生において貴重な経験になります」
といった内容のスピーチ
私も7年前のことは、テレビを通じて飛び込んできた
衝撃の映像は今でもはっきりと覚えています。
家が無残にも流されていく映像
建築技術者としてしてきた仕事が全てが否定されたようで
しばらく仕事をする気になりませんでした。
一度自分の目で東日本大震災を感じたいと思い続けていましたが
今年の1月に現地を行くことができました。
7年たって復興は進んでいますが、震災の傷跡はいたる所に残っています。
慰霊の塔 観音様の9mの高さまで津波が押し寄せ街並みは全滅しました。
改めて建築技術者として人の命を守る使命感を感じます。